店長日記
季節の変わり目、免疫力について
季節の変わり目の免疫力アップ|食事と生活習慣で体調を整える方法
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。気温や湿度の変化に対応できる体を作るには、免疫力を高める生活習慣が欠かせません。ここでは、栄養学の知見に基づいた免疫ケアの方法をご紹介します。
季節の変わり目に体調を崩しやすい理由
季節の変わり目は、気温・湿度・気圧の変動が大きく、自律神経が乱れやすい時期です。 自律神経のバランスが崩れると免疫機能の低下を招き、風邪をひきやすくなったり、疲れが取れにくくなることがあります。 また、睡眠不足や栄養の偏り、ストレスも免疫力を下げる原因となります。
免疫力を高める生活習慣の整え方
● 睡眠で免疫を回復
睡眠中には免疫細胞が修復・再生されます。7時間前後の睡眠を目安に、就寝前のスマホ使用を控え、照明を落として副交感神経を優位に保ちましょう。
● 適度な運動で血流を促す
軽いウォーキングやストレッチなどは血流を促進し、免疫細胞の巡りを良くします。
「やや息が上がる程度」の運動を、無理のない範囲で継続することが大切です。
● 入浴で体を温め、リラックスを促す
湯船に10〜15分つかることで、体温を保ち、心身をリラックスさせる効果があります。 入浴は副交感神経を優位にし、睡眠の質を高めるサポートにもなります。
● ストレスコントロールで免疫を守る
慢性的なストレスは免疫機能を抑制します。深呼吸や軽い瞑想、趣味の時間などで、日常の中に「心を緩める時間」を持ちましょう。
食事で内側から免疫をサポート
免疫の約7割は腸に存在します。腸内環境を整えることが、体全体の免疫バランスを保つ鍵です。 栄養バランスを意識しながら、発酵食品やビタミン・ミネラルを上手に取り入れましょう。
● 発酵食品
ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品は、善玉菌を増やし腸内環境を整えます。
● ビタミンC
抗酸化作用により免疫細胞を守ります。柑橘類、ブロッコリー、パプリカなどがおすすめです。
● ビタミンD
免疫細胞を調整する働きがあり、日光浴や魚・きのこ類・青汁などから摂取できます。
● タンパク質
免疫細胞の材料となるため、肉・魚・卵・豆製品をバランスよく摂ることが大切です。
● ポリフェノール・βグルカン
抗酸化・免疫調整作用があり、緑茶やベリー類、きのこに多く含まれます。
忙しい人でもできる!免疫サポートの食生活例
「完璧」を目指さず、続けられる小さな習慣を積み重ねましょう。
まとめ
免疫力は一朝一夕で高まるものではありません。
睡眠・運動・入浴・バランスのとれた食事など、毎日の積み重ねが体の抵抗力を育てます。
季節の変わり目を元気に乗り越えるために、今日からできることを一つずつ実践していきましょう。
参考文献
- Irwin MR et al. “Partial sleep deprivation reduces natural killer cell activity in humans.” Sleep, 1994.
- Martineau AR et al. “Vitamin D supplementation to prevent acute respiratory tract infections: systematic review and meta-analysis.” BMJ, 2017.
※ 本記事は一般的な健康情報を解説したものであり、個別の症状については医師や専門家にご相談ください。
- 2025.10.16
- 12:05
10/15はきのこの日!秋の味覚で楽しむ健康情報+簡単お料理
10月15日はきのこの日|秋の味覚で楽しむ健康効果とおすすめレシピ
秋の深まりを感じる季節、スーパーや市場には色とりどりのきのこが並びます。10月15日はきのこの日。旬のきのこには、私たちの健康をサポートする嬉しい栄養素がたくさん詰まっています。この記事では、きのこの健康効果やおすすめレシピ、さらに食物繊維豊富な塩きくらげの活用方法をご紹介します。
きのこの健康効果とは?
きのこは低カロリーでありながら、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。毎日の食事に取り入れることで、体の内側から健康をサポートできます。
- 腸内環境の改善:きのこに含まれる不溶性食物繊維が腸内環境を整え、便秘改善に役立ちます。舞茸やしいたけは特に食物繊維が豊富です。
- 免疫力のサポート:βグルカンを含むきのこは免疫細胞を活性化し、風邪や感染症の予防に期待できます。
- 骨や血管の健康:しいたけやまいたけ、きくらげのビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫に保ちます。また血圧調整や動脈硬化予防にも役立つと言われています。
きのこを使ったおすすめレシピ
きのこは和洋中どんな料理にも合わせやすく、手軽に美味しく楽しめます。特におすすめのレシピをご紹介します。
1. きのこたっぷり和風スープ
えのき、しめじ、しいたけなどをだしで煮るだけで、香り豊かな秋のスープに。仕上げに細かく刻んだ塩きくらげを加えると、食感のアクセントになり、栄養価もさらにアップします。
2. きのこのガーリック炒め
オリーブオイルとにんにくで炒めるだけで香り豊かな一品に。舞茸やエリンギを加えると旨味が増します。炒める際に塩きくらげを少量加えると、コリコリとした食感が楽しめます。
3. きのこご飯
きのことだしで炊くだけで、秋の香り満点のご飯に。仕上げに塩きくらげを混ぜると、噛むたびに食感が楽しく、満足感がアップします。
秋の味覚をもっと楽しむ工夫
きのこは美味しいだけでなく、ちょっとした工夫でさらに楽しめます。きのこと塩きくらげを組み合わせると、食物繊維を効率よく摂取でき、噛むことで満腹感も得られます。和風、洋風、中華など、さまざまな調理法に応用できるため、毎日の食卓に取り入れやすいのも嬉しいポイントです。
秋の夜長に、きのこの香りと塩きくらげの食感を楽しみながら、健康的な食生活を意識してみてはいかがでしょうか。10月15日の「きのこの日」をきっかけに、ぜひ旬のきのこを味わってみてください。
- 2025.10.08
- 13:28
秋分の日
秋分の日は“心と体のバランス”を整えるチャンス
9月の祝日のひとつ「秋分の日」。ただの“お休み”ではなく、文化や暮らしに深く根差した大切な節目です。この記事では秋分の日の意味をわかりやすく紹介し、旬の食材や簡単な健康のヒントまでお届けします。
秋分の日とは?
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。国民の祝日として「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と定められており、また“お彼岸”の中日にあたることから、ご先祖さまのお墓参りをする習慣があります。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、夏の厳しい暑さが和らぎ、少しずつ秋らしい気候に移り変わる節目でもあります。
秋分の日と食文化
お彼岸といえばおはぎ(ぼたもち)。小豆の赤い色には邪気を払う意味があり、古くから魔除けとして食べられてきました。栄養的にも小豆はポリフェノールや食物繊維、ビタミンB群が含まれ、抗酸化や便通改善に役立つ食材です。
この時期はさつまいも、きのこ、栗、柿など秋の味覚が豊富に出そろいます。旬の食材を取り入れることで、エネルギー補給や免疫サポートにつながり、季節の移ろいを自然と体に取り入れることができます。
- 小豆:抗酸化・食物繊維が豊富
- さつまいも:ビタミンC・エネルギー源に優れる
- きのこ類:低カロリーで免疫サポート
- 柿:ビタミンや水溶性食物繊維が豊富
健康のバランスを取り戻すタイミング
秋分の日を境に日照時間は短くなり、それに伴って体内時計のズレや自律神経の乱れを感じる人が増えます。気分の落ち込みや体調の変化を防ぐために、生活リズムの見直しは効果的です。
今日からできる簡単な習慣:
- 朝日を浴びて体内リズムをリセットする
- 温かい食事で胃腸をやさしくいたわる
- 30分程度の軽い運動で血流を促す
忙しい方は、青汁や雑穀を活用して不足しがちな栄養を補うのもおすすめです。手軽に食物繊維やビタミンを取り入れられるので、秋の体調管理に役立ちます。
秋分の日をきっかけに
秋分の日は、自然に感謝し、先人を思い、そして自分の暮らしを整えるための節目です。今年はご家族と一緒におはぎや旬の料理を囲みながら、心と体のバランスを整えてみませんか。
- 2025.09.22
- 17:16
夏から秋の体調管理|季節の変わり目に強くなる3つの習慣
季節の暮らしのヒント
夏から秋にかけての体調管理──無理なく整える3つの柱
夏の暑さが和らぎ、朝晩の涼しさが増してくると、気づかないうちに体調が揺らぐことがあります。寒暖差や生活リズムの変化が引き金となりやすいこの時期。ここでは「自律神経」「栄養」「生活習慣」の3つを中心に、実践しやすい対策を紹介します。
1. 自律神経の乱れをやわらげる習慣
昼と夜の気温差が大きいと、自律神経が乱れて「疲れやすい」「眠りが浅い」といった症状が出やすくなります。まずは生活リズムの安定が最優先。
- 毎朝同じ時間に起きる(起床後に短い散歩や深呼吸)
- 就寝前のスマホ時間を減らす。入眠前30分はリラックスタイムに。
- 夜は軽いストレッチやぬるめの入浴で体温を整える
2. 栄養バランスで回復力を高める
夏の食生活で野菜や穀物が不足していると、エネルギー代謝や免疫の回復に時間がかかります。まずは毎日の食事で「彩り」と「主食の変化」を意識しましょう。
・主食にひと工夫
いつものご飯に雑穀を少し混ぜるだけで、ビタミンB群や食物繊維が補えます。満足感も増すので食欲が落ちがちな時期におすすめです。
・朝の一杯で野菜を補う
忙しい朝には、手軽に飲める青汁などのドリンクを取り入れると、野菜不足をカバーできます。無理なく続けられることが大切です。
・食感と栄養をプラス
スープや和え物にきくらげを少量加えると、食感が楽しくなり、鉄分や食物繊維の補助にもなります。
3. 内臓の冷えを防ぐ「温かい食事」と習慣
冷たい飲み物やアイスで冷えがちだった体は、夜に不調が出やすくなります。温かいスープや生姜を使った一品を日々取り入れましょう。
- 朝は温かい飲み物+軽いタンパク質(卵や豆腐)
- 昼は野菜たっぷりの汁物を一品加える
- 夜は就寝2時間前までに軽めの食事を心がける
今日からできる簡単チェックリスト
- 毎朝、窓を開けて朝の光を1分浴びる
- 主食に雑穀を週に2〜3回取り入れる
- 就寝前のスクリーン時間を30分減らす
- 週に1回は温かいスープで内側から温める
よくある質問(FAQ)
Q. 季節の変わり目にすぐできる対策は?
A. 起床時間をそろえる、朝の軽い運動、温かい飲み物の習慣化が効果的です。
Q. 食事で手軽に変えられることは?
A. 主食に雑穀を混ぜる、温かい汁物を増やす、青汁などで野菜を補うなど、無理なく続けられる工夫がポイントです。
- 2025.09.09
- 17:26
薬膳のきくらげについて
薬膳ときくらげの関係 ― 専門家の視点と家庭での楽しみ方
中医学・栄養学に基づく専門的な解説と、毎日の食卓で続けやすいレシピをご紹介します。
薬膳とは何か
薬膳(やくぜん)は中医学(漢方)の理論をもとに、食材の性質・効能を活かして日々の食事で体調を整える考え方です。体を温める・潤す・巡らせるといった働きを意識して組み合わせることで、未病を防ぎ健康維持を目指します。
専門家の視点:きくらげの薬膳的効能
きくらげは薬膳では主に滋陰潤肺補腎に関連する食材とされ、潤いを与えて肺を養い、黒い色を持つことから腎を補うと考えられています。これは乾燥による咳や喉の不調、肌の乾燥が気になる季節に有用です。
栄養学的なポイント
- 鉄分:乾燥きくらげは鉄分を多く含む食品で、鉄欠乏の予防に役立つ可能性があります(文部科学省「日本食品標準成分表」)。
- 食物繊維:便通改善や血糖値コントロールに寄与します。
- 多糖類:きのこ類特有の多糖が免疫や健康維持に関係するとする研究があります(例:Auricularia属の研究)。
家庭で楽しむきくらげ薬膳レシピ
ここからは、日常の食卓に取り入れやすい具体的なレシピを材料・作り方つきで紹介します。どれも短時間で作れるものを中心にしています。
豚肉ときくらげの卵炒め(約10分)
材料(2人分)
- 乾燥黒きくらげ 5g(戻して水気を切り、細切り)
- 豚こま切れ 150g
- 卵 2個
- 長ねぎ 1/2本(斜め薄切り)
- 生姜 1片(みじん切り)
- 酒 大さじ1/醤油 小さじ2/塩・こしょう 適量/ごま油 小さじ1
作り方
- 乾燥きくらげはたっぷりの水で戻し(10〜20分)、水気を切って細切りする。
- 卵を溶いて塩少々で味付けし、熱したフライパンで炒り卵を作り一旦取り出す。
- 同じフライパンにごま油を足し、生姜を炒め香りが出たら豚肉を炒める。
- 豚肉に火が通ったらきくらげとねぎを加え、酒を回し入れて炒め合わせる。
- 醤油で味を整え、最後に卵を戻してさっと混ぜ、こしょうで仕上げる。
ポイント:仕上げに黒酢を小さじ1加えると、血の巡りを意識した味に。豚肉のビタミンB群ときくらげの鉄分で、気血を補う組み合わせです。
きくらげと大根の黒酢和え(作り置きOK)
材料(作りやすい分量)
- 乾燥黒きくらげ 8g(戻して細切り)
- 大根 200g(千切りまたは短冊)
- 黒酢 大さじ2/醤油 大さじ1/はちみつ 小さじ1/ごま油 小さじ1
- 白ごま 適量
作り方
- きくらげは戻して細切りにする。大根は好みの太さに切り、軽く塩(分量外)を振って10分ほど置いて水気を絞る。
- ボウルに黒酢・醤油・はちみつ・ごま油を合わせ、きくらげと大根を入れて和える。
- 味をなじませるため冷蔵庫で30分以上おくとより美味しい。白ごまを振って完成。
ポイント:黒酢は血行を助けるとされ、きくらげの働きを補完します。作り置きで副菜に便利。
白きくらげと梨のやさしいデザート(潤いケア)
材料(2〜3人分)
- 乾燥白きくらげ 10g(戻して小房に分ける)
- 梨 1個(角切り)
- 水 400ml/はちみつ 大さじ1〜2(お好みで)/生姜 2枚(お好みで)
作り方
- 白きくらげは水で戻し、汚れがあれば軽く洗って小房に分ける。
- 鍋に水と白きくらげを入れ、弱火〜中火で15〜20分ほど煮る。
- 梨と生姜を加えてさらに5分ほど煮込み、火を止めてからはちみつで甘さを調整する(はちみつは仕上げに加える)。
- 温かくても冷やしても美味しい。喉・肺の乾燥が気になる季節におすすめ。
注意:1歳未満の乳児にははちみつを与えないでください。
いつもの汁物にプラスする簡単ワンポイント
使い方
- 乾燥きくらげを戻し、刻んで味噌汁やスープ、ラーメンの具にひとつかみ加えるだけ。
- 戻し汁にうま味が残るので、煮物やスープのベースにも使えます。
毎日続けやすい取り入れ方:量は少なめでも継続が大切。きくらげの食感で満足感も出ます。
出典・参考文献
- 北京中医薬大学 編『中医食養学』北京中医薬大学出版社, 2012.
- 神戸中医学研究会 編『薬膳食材辞典』医道の日本社, 2018.
- 文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)2020年版』.
- Liu et al., Review on Auricularia polysaccharides, International Journal of Medicinal Mushrooms, 2019.
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療を代替するものではありません。既往症や服薬のある方は医師・薬剤師にご相談ください。
- 2025.09.03
- 10:11
雑穀と健康な食生活の関係
雑穀で始める健康生活|効果・選び方・取り入れ方まとめ
「雑穀 健康」「雑穀 効果」を知りたい方へ。食物繊維やビタミンB群、鉄分を無理なくプラスできる“雑穀生活”を、今日から始めるためのガイドです。
雑穀とは?代表的な種類と栄養
雑穀は、白米・小麦以外の穀物の総称です。押麦・もち麦・あわ・ひえ・きび・キヌア・アマランサス・黒米・赤米・たかきび・そばの実などが代表例。種類ごとに食物繊維、ビタミンB群、鉄分、マグネシウム、ポリフェノールなどを含み、日々の栄養バランスを底上げします。
| 種類 | 期待できる栄養・特徴 | 相性の良いメニュー |
|---|---|---|
| もち麦・押麦 | 水溶性食物繊維β-グルカンで満腹感、腸活 | 雑穀ごはん、スープ |
| キヌア・アマランサス | たんぱく質、鉄分、マグネシウム | サラダ、スープ |
| 黒米・赤米 | ポリフェノール(アントシアニン等)で色鮮やか | 混ぜごはん、おにぎり |
| たかきび | プチプチ食感、食べごたえUP | ハンバーグのかさ増し |
| そばの実 | ルチン(ポリフェノール)、B群 | リゾット、ボウル |
雑穀の健康効果(食物繊維・低GI・ミネラル)
1. 食物繊維で腸内環境を整える
不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよく含み、便通のサポートや食後血糖の上昇を緩やかにするのに役立ちます。ダイエット中の空腹感対策にも。
2. 低GIでゆるやかなエネルギー補給
白米のみの食事に比べ、雑穀を加えるとGI(血糖上昇指数)が下がりやすい傾向に。午後までの集中力・持久感に貢献します。
3. ビタミンB群・鉄分・マグネシウムを補う
エネルギー代謝を支えるビタミンB群、不足しがちな鉄分、体内のさまざまな反応に関わるマグネシウムなど、毎日の「不足」を自然に補給。
ポイント:「雑穀 健康」「雑穀 効果」を実感するには、少量を毎日続けるのがコツ。まずは白米に混ぜるところから始めましょう。
雑穀の取り入れ方:ごはん以外にも使える
- 雑穀ごはん:最も手軽。白米と混ぜて炊くだけ。
- スープ・味噌汁:下茹でした雑穀を具材として加えると満足感UP。
- サラダ:キヌアやそばの実をトッピングしてたんぱく質・ミネラルをプラス。
- お弁当:雑穀おにぎり・混ぜごはんで彩りと栄養を。
- 朝食:前夜のまとめ炊きを小分け冷凍→朝はチンして時短。
基本の炊き方と失敗しないコツ
- 白米1合を研いで通常の水加減にする。
- 市販のミックス雑穀大さじ1〜2を加える。
- 水を大さじ1〜2追加し、軽く混ぜる。
- 15〜30分浸水後、通常モードで炊飯。
コツ:硬めが苦手なら水をやや多めに。最初は量を減らし、家族の好みに合わせて調整しましょう。
選び方・保存方法・注意点
選び方
- 目的別:腸活ならもち麦、鉄分ならアマランサス、彩りなら黒米・赤米。
- 原材料表示:添加物が少なく、原料の産地・精製度が明確なものを。
- 粒度・ミックス内容:食感が苦手な方は粒の小さいミックスから。
保存方法
- 高温多湿・直射日光を避け、密閉容器で常温保存。
- 長期保存は冷蔵・冷凍で風味保持。
注意点
- 食物繊維は少しずつ:急に増やすとお腹が張ることがあります。
- アレルギー:そばの実など含有原料に注意。
1週間の実践アイデア(朝食〜弁当)
月:雑穀おにぎり+味噌汁
前夜に炊いた雑穀ごはんで握るだけ。朝食でもお弁当でもOK。
火:キヌアのチョップドサラダ
ツナや豆と合わせてたんぱく質・ミネラルを一皿で。
水:もち麦入りミネストローネ
冷蔵庫の野菜でボリュームUP。腹持ちよく間食減に。
木:黒米の彩り混ぜごはん
野菜のナムルや卵と混ぜて栄養バランス◎。
金:そばの実リゾット
きのことチーズで満足度高めの夕食にも。
土:たかきび入りハンバーグ
肉少なめでも食べごたえ。家族にも好評。
日:雑穀ボウル
蒸し鶏・アボカド・温玉で休日ブランチに。
よくある質問
Q. 雑穀は毎日食べても大丈夫?
A. 体質に合えば毎日OKです。食物繊維量が増えるため、最初は少量から。水分も十分にとりましょう。
Q. 子どもや高齢者でも食べられますか?
A. 可能です。粒が小さいミックスややわらかめの炊き加減に調整すると食べやすくなります。
Q. ダイエット中にも向いていますか?
A. はい。低GI・食物繊維で満足感が得やすく、主食量のコントロールに役立ちます。
まとめ:雑穀で“無理なく続く”健康生活
雑穀は「白米に混ぜる」だけで、食物繊維・ビタミンB群・ミネラルを自然にプラス。まずは週2〜3回、少量から始めて、家族の好みに合わせて無理なく続けましょう。
- 2025.08.20
- 14:32
夏バテ予防!
夏バテ防止に!40代からの元気な夏の過ごし方
毎年暑さが厳しくなる日本の夏。特に40代以上の女性は、体力や代謝の変化から夏バテしやすくなります。今回は、日常のちょっとした工夫でできる「夏バテ対策」をご紹介します。
1. 夏バテの主な原因
- 冷たい飲み物や食べ物のとりすぎ
- 冷房による自律神経の乱れ
- 睡眠不足
- 食欲不振による栄養不足
2. 食事で整える夏の体調
- 梅干しや酢の物(疲労回復に)
- 納豆や味噌汁(腸内環境を整える)
- 豚肉・大豆・卵(ビタミンB群が豊富)
- トマト・きゅうり・オクラ(夏野菜で体の熱をクールダウン)
食欲が落ちがちな夏こそ、冷たいものばかりでなく「温かい汁物」や「軽めの主菜」を取り入れるのがポイントです。朝食を抜かないことも大切です。
3. こまめな水分&ミネラル補給
汗と一緒に失われるミネラルを補うには、水だけでなく「麦茶」や「味噌汁」なども効果的。スポーツドリンクは糖分に注意しながら活用しましょう。
4. 睡眠の質を高める工夫
寝室の温度は25~27℃が理想。エアコンを上手に使って、深い眠りをサポートしましょう。また、寝る前のスマホ操作は避け、ハーブティーなどでリラックスを。
5. おすすめ簡単レシピ:夏バテ予防の「梅しそ雑炊」
- ごはん 1杯分
- 梅干し 1個
- しそ(大葉)数枚
- 白だし 少々
- お湯またはだし汁 適量
→ 器にごはんと刻んだしそ、梅干しを入れ、温かいだしを注ぐだけ。疲れた日でも食べやすく、胃にもやさしい一品です。
- 2025.07.23
- 15:52
夏場の食中毒対策
夏の食中毒対策|家庭でできる5つのポイント
気温と湿度が高くなる夏は、食中毒のリスクがぐんと高まる季節です。
特にご自身だけでなく、ご家族の健康を守るためにも、日ごろからの予防が大切です。
この記事では、ご家庭で簡単にできる「夏の食中毒対策」を5つのポイントにまとめてご紹介します。
1. 食中毒が起きやすい原因とは?
夏場に多いのは「細菌性の食中毒」です。以下の表に主な原因をまとめました。
| 原因 | 主な特徴 |
|---|---|
| 細菌性 | 高温多湿で繁殖しやすい。 例:カンピロバクター、O157、サルモネラ菌 |
| ウイルス性 | 主に冬に多いが、夏でも注意が必要。 例:ノロウイルス |
| 自然毒・化学物質 | 毒キノコやふぐ毒など。 または農薬、アレルギー物質の誤摂取など。 |
2. 家庭でできる食中毒対策5つ
① 生鮮食品は最後に購入し、すぐ冷蔵庫へ
お買い物では、お肉や魚は最後にかごへ入れましょう。保冷バッグや保冷剤を活用し、帰宅後はすぐ冷蔵庫へ入れることが大切です。
② 手洗いと器具の清潔を心がける
調理前・トイレ後・生肉を触った後は、石けんでしっかり手洗いしましょう。
まな板や包丁は「生肉用」「野菜用」と分けて使うか、使用後すぐに洗浄・消毒を。
③ 加熱は「中心部までしっかりと」
お肉やお魚は、中心まで75℃以上で1分以上加熱が基本です。
特に鶏肉やひき肉料理は、内部が赤いままだと危険です。
④ 常温放置はせず、早めの冷却・保存
調理後の食事は2時間以内に食べるようにしましょう。
残った料理は粗熱をとって、すぐ冷蔵庫へ保存を。
⑤ 冷蔵庫は7割収納で冷気の通りを確保
冷蔵庫の詰めすぎは温度管理が不十分になりがちです。
中身は7割程度にして冷気が全体に行き渡るようにすると安心です。
3. お弁当や作り置きにも注意を
- 夏場は汁気の多いおかずを避ける
- 梅干し・酢・ショウガなど、抗菌作用のある食材を活用する
- 保冷剤+保冷バッグを忘れずに
4. 日々のちょっとした工夫が、健康を守ります
食中毒は「ほんの少しの油断」から起こることもあります。
特に体力や免疫力が低下しがちな50代以降の方こそ、毎日の予防が大切です。
ほんの少し気をつけるだけで、ご家族の安心にもつながります。
今日からできることを、少しずつ取り入れていきましょう。
- 2025.07.11
- 15:20
夏は便秘になりやすい??
夏に便秘が増えるのはなぜ?意外と知らない原因と対策
夏になると、「なんだかお通じが悪い…」「お腹が重たい感じがする」そんな不調を感じていませんか?
実は、夏は便秘が増えやすい季節なんです。
今回は、夏に便秘が起こりやすい原因と、その対策法をご紹介します。
後半では、すっきり腸快青汁(機能性表示食品)を使った便秘対策もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
夏に便秘が起こる原因とは?
「汗をかくから代謝がよくなって、むしろ快調になるのでは?」と思いがちですが、実は逆。
夏の生活習慣こそ、腸にとっては“便秘を招く落とし穴”がたくさんあるのです。
- 水分不足:汗をかくと体が水分を節約し、腸の中の水分まで吸収してしまい、便が硬くなる。
- 冷たいものの摂りすぎ:腸が冷えて、ぜん動運動が鈍くなる。
- 食物繊維の不足:そうめんや冷やしうどんなど炭水化物中心の食事になりがちで、腸内環境が悪化しやすい。
夏の便秘を防ぐ3つの基本対策
- こまめな水分補給:喉が渇く前に常温の水や白湯を少しずつ。
- 冷たい食べ物を控えめに:温かい味噌汁やお茶などで腸を冷やさないように。
- 食物繊維と発酵食品の摂取:野菜・果物・海藻・発酵食品で腸内環境を整える。
毎日の習慣で整える!「すっきり腸快青汁」で便通改善
「毎日野菜を摂るのが難しい」「暑いと調理するのも大変…」という方におすすめなのが、
機能性表示食品「すっきり腸快青汁」です。
✔ 北海道産のクマイザサ100%配合で、以下の機能が認められています:
- お通じを改善する機能
- 便臭を抑える機能
水にさっと溶けて飲みやすく、冷たい水にも対応。
暑い夏でも手軽に腸内ケアを続けられます。
すっきりとした風味で、無理なく続けやすいのも嬉しいポイントです。
まとめ:夏こそ「腸ケア」で、すっきり快適に
夏の便秘は、季節特有の生活習慣に原因があることがほとんど。
水分補給・食物繊維・腸内環境のバランスを意識して、夏でもすっきり快適に過ごしましょう。
「すっきり腸快青汁」のようなサポート食品を上手に取り入れて、毎日の快調を習慣にしてみませんか?
※この記事は健康の維持・増進を目的とした情報提供を行うものであり、個別の症状については医師・専門家にご相談ください。
- 2025.07.10
- 13:36
睡眠、しっかりできてますか?
寝苦しい夜を快適に!夏の快眠対策
夏の夜、暑さと湿気でなかなか眠れない…そんな経験はありませんか?寝不足が続くと体調を崩したり、集中力が落ちたりと、日常生活にも影響が出てしまいます。今回は、寝苦しい夜を快適に過ごすための対策を紹介します。
1. エアコンや扇風機を上手に使う
冷房は眠りをサポートする強い味方ですが、設定温度や風の向きに注意しましょう。
- 設定温度は26~28℃が目安
- タイマーを使って2~3時間後にオフ
- 扇風機は壁に向けて間接的に風を循環させる
2. 寝具を夏仕様に見直す
通気性の良い寝具や冷感素材を取り入れることで、体感温度を下げることができます。
- 麻や竹素材のシーツや枕カバー
- ひんやり感のある冷感マット
- 掛け布団は薄手で吸湿性のあるものを
3. 寝る前の飲み物や食事に気をつける
寝る直前の食事や飲み物も、睡眠の質に影響します。
- 冷たい飲み物は控えめに、常温の水がおすすめ
- カフェインやアルコールは寝る3時間前までに
- おすすめはホットミルクやハーブティー
4. お風呂はぬるめのお湯で
シャワーだけで済ませるよりも、ぬるめのお風呂に入ることで体の熱がうまく放出され、寝つきが良くなります。
- お湯の温度は38~40℃
- 入浴のタイミングは寝る1~2時間前
5. 寝る前の習慣を整える
寝る前にスマホを見る、明るい照明を使うなどの習慣は睡眠の質を下げてしまいます。
- 寝る30分前から照明を落とす
- スマホやパソコンは寝室から離す
- ゆっくりとした呼吸やストレッチでリラックス
まとめ
暑い夏の夜でも、ちょっとした工夫で睡眠の質は大きく変わります。翌朝すっきりと目覚めるためにも、自分に合った快眠対策を取り入れてみてください。質の良い睡眠は、毎日の健康の土台です。



